2017-12-18

コーポリアル・マイムの大権威、トーマス・リーブハート氏

エチエンヌ・ドゥクルーに直接師事され、世界に配信されているMime Journal(マイムジャーナル)の総編纂者であるトーマス・リーブハート氏のワークショップを受けてきました。

全12日間朝10時~17時までの長期ワークショップ、最終日には成果発表会も。

私は残念ながらわずか2日間しか受講できなかったですが、その2日間の内容の濃いこと・・・。
聞くことすること、初めてばかり。共通する点はあっても捉え方が違うことで全く新しいこととなる。。。等々、とにかく目からウロコがパラパラ取れていくことばかり。

そしてそのお人柄。
先生も「私たち」自身をじっくり観察なさる。興味があるのは出来不出来ではなく、私たち。私たちが何をしたいか、何をしようとしているか、何を考えているかをじっと見つめてくださる。

コーポリアル・マイムは身体表現メソッドではあるけど、「人」がいて「ドラマ」があっての世界。先生はまず「私たち」という「人」を知ろうとしてくれた。

レッスン中のお話の中で、先生は「ドゥクルーが言っていたことだけど、、」と色々な格言を伝えてくれる。私はそのドゥクルーの声や言葉を聴くことはなかったので、一説一説に心が震えた。
「太陽の役者と月の役者」
「真実は美しい、美しいものが真実である」
「俳優に必要な5要素」
「3歩以上同じ歩き方をしてはならない」etc…

4つの新しいフィギューとワークアウトは今後の課題として、向き合い続けよう。。。

お帰り間際の先生を捕まえてパチリ。
アシスタントのシモンさん、今回通訳をしてくださった、能楽師の宇高春奈さんと♪
緊張して手の形が変~♪