---ストーリー---
古代の蓮の花の種の化石が一つ。
ただでさえ咲くことの難しい蓮だが、条件さえ揃えば化石でも花開くという。
「古代の人」は化石化した種に未来を祈り、地面へ植える。
「永遠の砂時計」は時を刻み続け、文化や文明を開花させていく。
時は流れてアナログからデジタルへ、自然と共存していた「人」は混乱の世へ。
混沌とした闇に、いつしかあの蓮から芽が伸びていく。
そして開花したした蓮。
いつの間にか「古代の人」が蓮を見つめ、願った姿とは違う未来を嘆き、蓮に問う。
全ての魂を背負って、蓮は天へ咲いていき、「古代の人」は別れを告げつつ見送る。
といった全体像でした。
18分という短い中に、古代から現代、未来への祈りが込められた鎮魂歌のような世界でした。
この世界に触れられた事、大きな喜びです。
重ねて、ご来場くださいました皆様、心よりお礼申し上げます。
出演者、スタッフ一同より。