スズメと緑のお友達がたくさんいる、お友達がいます。
彼女は10年前、私が初めて参加したパントマイムワークショップに参加していて、そこで初めて知り合った人です。
去年私のソロ公演に来てくれ、そこで10年ぶりに再会を果たし、それ以来彼女のお宅へ定期的に遊びに行っています。
遊びに行くといつも、それはそれは嬉しい「おもてなし」をしてくれます。
初めて行ったときは、ナチュラルな木の丸テーブルにランチョンマットにフォークとナイフ、お箸が用意されていて、「welcom! くつろいでね」と書かれた手作りのミニカードが添えられてありました。
お料理も彼女の手作り。
有機野菜をメインに、ヘルシーで美味しいお料理をごちそうになっていると、
緑がいっぱいのベランダの桟にスズメがたくさん止まっていて、お部屋のこちらを見ているのです。
「あ、うちの子だ」
と、彼女はベランダの窓を開けて、スズメ達のご飯を用意します。
すると、スズメたちは窓が開いて至近距離の彼女を怖がらず、
近寄ってご飯を食べていました。
食べているときは彼女はベランダから離れるのですが、鳥たちは去ろうとしません。
家の中にはさすがに入ってきませんが、窓のすぐ傍、部屋の私たちがいる所からは
わずか2メートルの場所。
「あれ普通のスズメよねぇ・・・」
「うん、あの二羽はお母さんすずめが連れてきて以来、ずっとうちでご飯食べてるよ。
たまにお友達を連れてくるの。」
そんな会話。
プラス、「ロルフィング」、「アレキサンダーテクニーク」、バレエやイベントの話なんかも。
時間が経つのはあっという間です。
彼女の空気は澄んでいて、喧騒とした時間を忘れさせてくれます。
次はいつ会えるかなぁ。